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ジベレリン処理

こんにちは。

最近寒いですが、皆さん体調は大丈夫ですか?

沼田は夜中の雨は上がって、曇りの日となってます⛅ちょっと蒸し暑いかな。

 

数日前から、ジベレリン処理が始まりました。

種なしぶどう🍇は、「ジベレリン」という植物ホルモンによる処理によって出来ます。

ジベレリン処理はぶどうが開花受粉をむかえる満開時と満開から10日後ぐらいの2回にわたって行います。

 

1回目は種なしにするため、そして2回目は果粒を肥大化させるためです。

2回のジベレリン処理が必要になり手間がかかりますが、この作業は種なしぶどうには欠かせない作業になります✨

 

たまに、勘違いをしている方がいるのですが、種なしぶどうは、その多くは最初から種がないのではなく、栽培の過程で「ジベレリン」などの植物ホルモンを使用することで種なしにしているのです。

 

 

 

今回は、1回目のジベレリン処理です。

手に持っているカップにジベレリン溶液が出てくるので、そこにぶどうの房を浸します。

 

 

手元を拡大したのが、こちらの写真。

ぶどうの房をジベレリンの溶液が入ったカップに入れようをしているところ。

 

以前、房作りをしたときに上の方に、2つの房を残していたと思いますが、ジベレリン処理をしたら、1つの房(ピンク色の丸印)を落とします。

 

ジベレリン処理をする時期は、品種によって前後するのですが、同じ品種でも成長過程の速さによって変わってくるので、どの房をやったのかやっていないのかすぐ分かるように、このような作業をしています。

 

今年は、遅霜の影響もあるのか、房の成長(花が満開になる時期)にかなりバラツキがあります🤔

なので毎日、ぶどうの花を見ながら、ジベレリン処理をするかどうか決めています。

 

こちらが、1回目のジベレリン処理をした後のぶどうの房です。

上の方のぶどうの房が1つになっているのが分かると思います😊

 

圃場の半分も、まだジベレリン処理が終わってないかなぁ。

明日は天気が回復🌞するようなので、作業が進みそうです。